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学長日記

2006年10月17日

AO入試の合格者発表

今年、本学で始めて導入したAO入試の合格者発表がありました。
現在、わが国の教育システムでは、高等学校と大学の教育は「入試」を媒介としてつながっています。ですから、志望する大学に入学するために、入試勉強が必要になります。これが「一般入試」です。
それに対して、AO 入試は大学での目的に応じて受け入れるものです。はっきりした目的の達成のための努力は楽しいものになります。また効果も上がります。自分で選んだ道ですから、責任を持って努力することにもなります。
 高等学校と大学で学ぶ期間はあわせて7年です。人生の10%弱ですが、決して何かの準備のためだけの時間ではありません。それ自体が大切な時期です。この限られた期間を最大限有効に使うことが大切です。両者のつながりがスムーズであればあるだけロスが少なくまた有効な時間となります。高校の最後の段階で、大学で学びたいと思っている専門分野が見え隠れしてくることによって、高等学校での学びに勢いがつかないでしょうか。また、入試という不連続的な柵を設けないことによって、大学入学後すぐエンジン全開状態にならないでしょうか。広島工業大学に導入したAO 入試は、このような高大の効果的な「教育接続」を目指すものなのです。いろいろな入試があっていいのです。AO入試の合格者の皆さんは、広島工業大学のささやかではあるが高い志の試みの担い手です。
AO入試の合格通知には、次のようなお手紙をつけました。これは本学への入学を志しているみなさんに言いたいことでもあります。高校最後の半年を有効に使ってください。

AO合格者のみなさんへ

投稿者 : 茂里 一紘